元オリンピック選手の日本人女性アスリートの顔を合成した全裸の画像をアダルトサイトに掲載して名誉を傷つけたとして、警視庁保安課は6日、サイト運営管理者で建設会社社員の三宅孝容疑者(38)=仕事で秋田県東成瀬村に滞在=を名誉毀損(きそん)容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は2013年2月19日~21年7月18日ごろ、女性アスリートが全裸のように見える合成画像3点を、その女性の氏名と性的な言葉とともに運営サイトに掲載し、名誉を傷つけたとしている。女性アスリートはすでに現役を引退しており、開催中の東京五輪には出場していないという。JOCからの情報提供を受け、捜査していた。
保安課によると、サイトには女性著名人約150人の合成画像などが掲載されており、別の女性アスリート1人の画像も確認された。いずれも別のサイトで見つけた画像を転載していたという。16年6月以降、約450万円の広告収入を得ていたとみられ、「小遣い稼ぎだった。他にやっている人もいるので捕まると思っていなかった」と容疑を認めているという。
被害女性は警視庁に対し「隠し撮りや性的画像の拡散はアスリートのパフォーマンスを大きく妨げるもので許されない。アスリートの性的画像問題は社会問題として取り上げられるようになったが、一昔前までは我慢するしかなかった。今回はあまりにひどい内容だ」と話しているという。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/9702296d3fc54293b6f32fea4fc0b4da741944ae
参考
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4331148.html